11月の星の動きと星空☆彡 - 石井瑠香の星のCafé

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こんにちわ

文化の日の今日はステキな秋晴れですね

実は、今晩は藤枝瀬戸谷温泉『ゆらく』さんで

星空観望会があるのでスタッフとして参加します。

風がキツイですが、夜には収まればいいなと思います。

本日、ご参加される方は、かなり冷え込みますから

防寒対策をしっかりしてお越しくださいね。

では、お待たせしましたが、

今月の星の動きと星空をお伝えしますね。

11月の星の動き

太陽と水星は蠍座に入る今月は秋の深まりとともに、深い意識と繋がり本当の自分と繋がれるときでもあります。さらに、蠍座の星たちと山羊座でグレートコンジャンクションを控える木星、土星、さらに冥王星とは調和的で、とても安定した運気。

米国大統領選、コロナ禍の行方など社会情勢は相変わらず、気になることがたくさんありますが、ホロスコープを見る限りでは心配するほど厳しい状況ではなく、物事はソフトランディングしていくような印象があります。
さらに、逆行していた水星は11日、火星は14日、海王星は29日頃から順行に転じ、星の動きもスムーズに。

なので、停滞していたことは再び順調に動き出し、夢や目標に向けて着々と成果が表れる兆し。自分の選択、決断、行動に自信が持てる結果となるでしょう。

ただし、今月の星のパワーはどちらかといえば地道にコツコツと取り組む地道な力を引き出すとき。粘り強く物事を成し遂げようとする一途さに宇宙は味方し大きな幸運と発展をもたらすでしょう。

手当り次第に何でも始めてしまう集中力と行動力が分散して思うようにはいかなくなりそう。自分に必要なものをセレクトしてマトを絞って行動することが大切。単なる思いつきと直感の見極めが必要になりそうです。
さらに、今月は9日に幸運の星・木星と再生と破壊の星・冥王星が山羊座で重なり、魚座の海王星と蠍座の太陽が幸運の角度を作ります。これは新旧・世代交代の流れにより、理想的な社会が実現していく流れを暗示。古い時代の価値観、過去の記憶やカルマから解放されて本当の自分の力を取り戻せるでしょう。

自分の鎧は脱げば脱ぎ捨てるほど、本来の自分の魅力、才能、可能性に気づき人生の視界が大きく開けるはずです。12月に迎える20年に一度の木星・土星のグレートコンジャンクションから始まる風の時代に向けて、今月は、いらないものは削ぎ落し足元を固めて準備を整えておくことが大切です。

11月の星空案内

３日　文化の日
７日　立冬（太陽黄経225度）
8日　下弦
11日水星が西方最大離角
12日　おうし座北流星群が極大

（見頃は12日～22日頃までの夜半頃。1時間に2個）
1５日　新月
16日火星が留
17日　しし座流星群が極大

（見頃は18日の未明。1時間に3個。条件が悪い)
22日　小雪（太陽黄経240度）
23日　勤労感謝の日
26日　水星が内合
30日　満月／半影月食

今月の星空トピックス

　3日～19日頃は月が金星、水星に接近

太陽に最も近い水星は、ふだんは、なかなかその姿を見ることが難しいのですが、見かけの位置が太陽から離れる「最大離角」の前後になると見つけやすくなります。そして最大離角を迎える11月11日前後は日の出前の東の低い空に見え始めます。さらに、水星よりもやや高い位置には明けの明星・金星も見えます。

月は12日～14日頃に金星と水星と接近。ぜひ、日の出前の明けの空に輝く美しい星々を楽しんでみましょう。

　18日～20日頃月、が木星、土星に接近　

月末は火星とのコラボも楽しめる現在、日が沈むとの西南の空の低い位置に明るく輝く木星と土星。とりわけ18日～20日にかけて月が木星と土星の真下を通りすぎます。

19日はちょうど月の真上に木星が見られるので、ホロスコープで星の動きを捉えるのも楽しいでしょう。木星は太陽系最大の惑星であり、地球に近いので土星よりも明るく光って見えるのが特徴。さらに、宵は東の空からは明るく輝く火星も昇りはじめます。

先月は中秋の名月に華を添えていた火星ですが、今月も引き続き、25日、26日は火星と月のコラボが楽しめます。宵と明けには、夏～冬の星座が交差する惑星の饗宴が楽しめそうです。

　30日の満月は半影月食

先月は46年ぶりにハロウインと2回目の満月『ブルームーン』が重なり大変、話題になりました。そして今月の30日に迎える満月は半影月食になります。半影月食は聞きなれない月食ですが、肉眼ではほとんど見分けがつかず、写真で撮れば暗い影がわかるもの。視力が良い方であれば普段の満月との明るさの違いがわかるかもしれませんね。　日本では今年3回目の半影月食だそうです。

　12日はおうし座北流星群、17日頃しし座流星群が見頃！

先月に続き、今月も2つの流星群が極大期を迎えていきます。

先月に引き続き、星空をふと見上げれば、流れ星が見れるかもしれませんね。12日頃は、先月のおうし座南流星群に続き、おうし座北流星群が極大を迎え22日頃までが見頃。そして翌週の17日にはしし座流星群が極大を迎えます。
いずれの流星群も、たくさんの流星が出現する流星群ではありませんが、ふだんよりも流れ星を見る機会が多くなるので、星空を眺めながらお願い事するチャンス。

ぜひ、秋の夜長に星に願いをかけてみてくださいね。

★おうし座北流星群極大★

出現期間／10月20日頃～12月10日頃　
極大期／11月12日頃極大　22日頃までが見頃
出現時間帯／　午後9時頃～（ほぼ一晩中）
出現個数／　1時間あたり1～2個程
条件／　月明りの少なく条件は〇

★しし座流星群極大★　

出現期間／11月６日頃～11月30日頃　
極大期／11月18日未明頃極大　
出現時間帯／　夕方～18日の未明　
出現個数／　　1時間あたり3個程度
条件／　基本的には良いが極大を迎える未明は悪い

2020年11月の星空情報・天文現象（日の出前の水星／惑星を楽しもう／秋の夜空のブラックホール／11月の月の暦）