1月の星の動きと星空☆彡 - 石井瑠香の星のCafé

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　　　　　　　　（おうし座プレアデス星団М45／画像　Hubble　Space　Scope）

こんにちわ

今日から、いよいよ仕事始めですね。

何だか、いつもと違う2021年の幕開けですが、

どんな状況であっても、

楽しく朗らかに、毎日を過ごすことほど

大事なことはないと思うのです。

地球は、いろいろあるから面白いし

だからこそ、とてもとても

奥深い惑星なんだな～と

最近、つくづくそう思うのです。

2021年も、不思議ワンダーランドの

この地球を思い切り満喫したいと思います

ちくしょ～っ、暴れてやるぞ～

というわけで、お待たせしましたが、

新年初の星の動きをお伝えしますね

1月の星の動き

いよいよ、2021年が幕開けしましたが、昨年末の冬至頃に、木星と土星が水瓶座に移動し、グレート・コンジャンクションを迎えました。ふたつの惑星が重なる姿は、暮れの夕空に華を添え、大変話題になりました。

これを機に『風の時代』も始まり、1月から、いよいよ新しい時代が動き出すわけですが、1月は山羊座に星が集中する時期でもあり、火星が8日頃に牡牛座へ入りするため、地のエレメンツのエネルギーがまだまだ優位。風の時代が象徴するような自由でクリエィティブな颯爽とした気配はあまり感じられないかもしれません。

ただ、太陽が水瓶座へと接近する21日以降につれて、かなりドラマチックな星の並びに移り変わります。水瓶座を進む太陽が土星と木星の間を縫うように重なり、さらには牡牛座を進む情熱の星・火星と変化と創造の星・天王星とはスクエアの凶角を作るという、相当パワフルな変容と改革のエネルギーが炸裂。何か一触即発的な衝撃的な出来事があるような気がします。

大地の象徴的なサインでもあり、今年の干支とも被る牡牛座を進む火星と天王星は日常生活の変容を促しますが、それは木星、土星、太陽、水星が進む水瓶座が象徴する自由な表現力や創造性に制限をかけるような構図。おそらく、私たちの日常生活が何等かの勢力や意図によって抑圧されてしまうのかもしれません。まさに、支配と自由が対立し、かなり激しい反発やせめぎ合いが起きるでしょう。これにより、現在、起きている様々な事件や事象の真実が明かされるかもしれません。

また、木星が火星と天王星とスクエアになる20日以降は、大自然の厳しさも増すかもしれません。稀に見る大寒波、地震・火山などの自然災害には引き続き、十分な警戒が必要になりそうです。

1月は月末に向けて激しい変化が訪れるかもしれませんが、実は、それは風の時代の本格シフトに向けた希望の伏線となるはずです。この時期は、様々な心の葛藤があり自己不信や自己否定的になり、様々なハードルや課題が目の前に立ちはだかるかもしれません。けれど、私たちが目指すゴールは、明るく健やかで軽やかな波動に包まれた世界。何の支配も制限もされない自由で創造性あふれた活力のある現実が輝いているのです。

どのような状況の中でも、人生を豊かにしようという強い決意や意思を持つ続けることで、誰もが素晴らしい奇跡を次々と起こしていけることを忘れないでくださいね

1月の星空案内

1日　元旦
2日　地球が近日点通過
３日　しぶんぎ座流星群が極大
５日　小寒（太陽黄経285度）
11日　成人の日
13日　新月
14日　天王星が留
17日土用の入り（太陽黄経297度）
20日大寒（太陽黄経300度）
21日上弦
24日水星が東方最大離角／土星が合
29日満月／木星が合
30日水星

今月の星空トピックス

1月３日～未明にかけて　『しぶんぎ座流星群』が極大

昨年12月の『ふたご座流星群』に続き、新年初は年間三大流星群のひとつ『しぶんぎ座流星群』が極大期を迎えていきます。

まさに、新年を祝うような流星群は、ふたご座流星群と並び、見応えのある流星群のひとつ。早ければ元旦から見え始めるので、ぜひ、お正月はお天気が良ければ星空に注目してみましょう。

空の暗い場所であれば一時間で最大20個程見られるそう。　

3日の23時頃から4日の未明にかけてが極大期。極大を挟んだ前後数日間も見れるチャンスがあるので、ぜひ、流星に2021年の願いをかけてみましょう。

出現期間　1月１日～５日頃　
極大期　　1月３日　
出現時間　23時頃～４日の未明　
出現個数　1時間あたり最大20個程
放射点　　うしかい座付近
条件　△（月明かりの影響あり）

　半月が火星に接近！！

21日頃、日没後1時間ほどたった夜空に、南の高い空には赤く輝く火星に半月が接近します。最接近を過ぎた火星の明るさは現在は0等で、だいぶ落ち着きましたが、まだまだ火星は見れる時期。刻々と変わりゆく火星の姿と月の饗宴を楽しめそうです。

　夕暮れ時に輝く水星を見つけよう

太陽に最も近い惑星・水星は、見かけの位置が太陽から大きく離れることがなく、ふだんは観察するのが難しい天体。ですが、太陽からの見かけの位置が大きく離れる「最大離角」の前後には水星を見つけやすくなります。そして今月24日は水星最大離角を迎え、日の入り直後の西の低空で水星を見つけやすなります。

東京では21日～28日の間、日の入り30分後、西の空が開けた場所で水星を探してみましょう。肉眼では難しい場合は双眼鏡を使うと見つけやすくなります。ただし、双眼鏡を使う場合は太陽を見ないように注意。

2021年1月の星空情報・天文現象（太陽がもっとも近い日／しぶんぎ座流星群／水星を見つけよう！／1月の月の暦）