今月の12星座物語～山羊座Capricorn♑のストーリー～

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（Gerd AltmannによるPixabayからの画像）

こんにちわ

今日は今月の12星座物語をお届けします

1月は山羊座についてお伝えします

山羊座Capricorn生まれ１2月22日～1月19日

怪獣デュポンに襲われた牧神パーンが慌てて姿を変えた星座

山羊座の神話とエピソード

黄道12星座のひとつでもあり、古代バビロニア時代から知られている古い星座のひとつ。ギリシア神話では、やぎの姿をした牧神パーンの変身しそこないの姿といわれています。ある日、ナイル川のほとりで神々が宴を催していたとき、突然、現れた怪獣デュポンから逃げようと、慌ててナイル川に飛び込んだ時に下半身だけ魚の姿になったといわれています。また、古代メソポタミアでは、エンキ神が鯛（鯉）にくっついた姿とされています。夜空では、いて座の隣にあり、明るい星が少ないのであまり目立つ星座ではありませんが、逆三角形の姿をしているので暗い空では見つけやすいでしょう。

山羊座の個性と性格

山羊座の守護星は土星。西洋占星術で土星は制限と抑制、障害、堅実、責任感、計画性という意味があります。そんな土星の影響を受けた山羊座は真面目で現実的。何事もきちんと計画を立ててから物事を進めていく計画性と慎重さがあります。礼儀正しく、常識やルール、社会秩序を大事にする山羊座は、時間や約束はきっちりと守る律儀な性格をしています。人から受けた恩を忘れない義理堅い面もあり、責任感が強いので一度引き受けたことは、最後まで一生懸命やり抜こうとします。我慢強い精神力の持ち主で、弱音や愚痴を吐いたりと人に弱味を見せないやぎ座は周囲からも信頼が厚いでしょう。

山羊座の運命と使命

誠実な山羊座は社会の信頼も厚く大変な努力家。仕事や勉強熱心で、寝る間を惜しんで一途に夢や目標に打ち込み、地道にコツコツと努力を積み重ねた先に大きな成功と幸せをつかむタイプ。大器晩成で遅咲きですが、年を重ねていくほどに人として成長し

充実した人生を過ごせるでしょう。晩婚の人が多く、遅い結婚で幸せになれるといわれています。なので、山羊座の独身の人は結婚を焦らず、じっくり相手を選びましょう。真面目で責任感が強くまじめなところが、周囲から信頼されるので、がんばれば出世できるタイプ。質素で倹約家なので、余計なお金は使わず、贅沢な暮らしに抵抗を感じ質素でシンプルなライフスタイルを好みます。
伝統や定番を大事にする山羊座は愛国心も強く、日本の伝統文化や習慣を後世に伝えようという使命感を感じるタイプ。そのため、茶道、華道、武道など、日本の伝統文化を趣味にする人は山羊座に多いかもしれません。よき指導者や教育者として人を教え導き、先代の知恵や技術を後世に伝えることに生き甲斐と誇りを感じるでしょう。

Find Your Zodiac　やぎ座を見つけよう

いて座の隣にあり秋の代表的な星座のひとつ。やぎの下半身である魚の尻尾にあたる最も明るい恒星『デネブ・アルゲッティ』を目安に、逆三角形に並ぶ星がやぎ座になります。また、デネブ・アルゲッティの右下には、明るく丸く輝くМ３０球状星団があります。

見える時期

７月中旬は0時、６月中旬は午前3時頃に東から昇る。20時南中は9月下旬頃。

見つけ方

やぎ座は暗い星が多いので、良く晴れた月明かりの少ない夜空が観察に向いています。南の空に、さそり座といて座の辺りにかかる天の川の東隣には星が少ない暗いエリアがあります。その付近に輝く最も明るい恒星『デネブ・アルゲッティ』を目安に、大きな逆三角形の星の並びがやぎ座にあたります。双眼鏡があれば『デネブ・アルゲッティ』のやや右下を探すと、М30球状星団が見られるはずです。

（参考文献＆サイト★　流智明／占星学教本JICC出版局刊　星座の教科書／渡部潤一監修・宝島社刊　Wikipedia 星座図鑑　等）

次号の12星座物語は水瓶座です