3月の星の動きと星空☆彡 - 石井瑠香の星のCafé

こんにちわ　こんばんわ

早くも3月を迎えましたが、本格的な春も

すごそこですね

世界は不穏なムードではありますが、

早く収束することを願います。

今、ある平和を大切にし、

日々を丁寧に過ごし、

しっかりと地に足をつけて

歩んでいきたいと思います。

それでは、3月の星の動きをお伝えします。

3月の星の動き

3月は牡牛座の天王星、月以外はほぼ、山羊座～魚座の2～4室の天底を直列している状況で、世界が根底からひっくり返るような、ある意味、とてもエキサイティングな時を迎えています。そのうえ、すべての惑星は順行しますから、物事は必然的に起き、必然的に収まるところに収まる運気と言えるでしょう。

とくに、気になるのは3月の始まりは金星、火星、冥王星の三つ巴の合でスタートし、火星と冥王星の合は典型的な戦火を示すアスペクトなので、ウクライナ戦争そのものを象徴。さらに春分を過ぎた22日は火星と天王星のスクエアという、これまた革命的なアスペクトが起きますから、3月は、まさに戦いの時を示しています。それにより、世界地図の境界線が変わることも無きにしも非ず。早ければ春分頃に、何らかの結論が出るような気がします。

ただし、魚座を進行する太陽は幸運と拡大の星・木星、幻想と直感の星・海王星という、ふたつの魚座の守護星と重なる時なので、表向きの状況よりも、水面下で起きていることは悪いことばかりではなさそうです。

この戦いは単なる地域的な内戦に収まることなく、やがては、世界に大変革をもたらし、地球の歴史と未来を創新していくきっかけとなるのは言うまでもありません。
とくに、魚座は目に見ない意識の領域、潜在意識や集合意識、魂の世界を象徴しますから、そこに木星、海王星、太陽が集まることで人類の集合意識の覚醒を促すでしょう。

このロシア紛争は結果的には、人類の集合意識に大きな目覚めのエネルギーを注ぐことになり、人類に長年、かけられていた呪いの封印を解く鍵となるでしょう。今月を境に、人類の集合意識が新しい進化のプロセスへと移行するはずです。こうした世の中の煽りを受けて人生観がガラリと変わり生き方やライフスタイルを変えていく人が、ますます増えるでしょう。

自分自身への嘘、偽りを捨て、魂の声に忠実になれれば、本来の自分らしさが目覚め、高い波動の中で人生が展開していくことを実感できるはずです。魚座で起きる混乱は一見、どうにもならない混乱のように見えて、実は新しい始まりを築くための浄化と布石を象徴しています。

混乱や変化を怖れずに、このエキサイティングなイベントを新しい始まりの通過儀礼として受け入れていくことが大切です。そうすることで、人生にも素晴らしい奇跡や変化が起きたり、心の靄が晴れて、本来進むべき道がハッキリと示されるでしょう。

　3月の星空案内

3日　　新月

５日　　啓蟄（太陽黄経345度）

10日　上弦

13日　海王星が合

18日　彼岸の入り／満月

20日　金星が西方最大離角

21日　春分の日／春分（太陽黄経０度）

25日　上弦

今月の星空トピックス

　金星が西方最大離角　明けの明星で輝く

現在、明け方の空には金星が輝いていますが、20日は西方最大離角を迎えます。そのため、この時期は『明けの明星』として、見えています。地球の内側を周る金星は、太陽から大きく離れた方向には現れませんから、真夜中に見えることはなく、日の入り後の西の空、あるいは明け方の東の空に見えるのです。

西方最大離角の頃に金星は、高度がやや上がるので目立つようになります。早起きするなら、明け方の空に宵の明星を見つけましょう。

　20日頃、昼間の金星を探してみよう

3月は金星、明けの明星が見どころになりますが、金星は夜しか見れないわけではなく、実は、昼間にも見えるということをご存知でしょうか？金星のみならず、一等星クラスの恒星であれば、条件さえ良ければ双眼鏡や望遠鏡で観察可能。

そして、今月、20日に西方最大離角を迎える金星は、見かけ上、太陽から一番西の方角に離れた位置に来ていて、昼間の空でも肉眼で見つけやすくなっています。見つけ方は太陽の西側に離れた場所を探すことがポイントですが、双眼鏡で探す場合は直接太陽を見ないように注意しましょう。以下のサイトで位置を確認できます。

今日のほしぞら - 国立天文台暦計算室

eco.mtk.nao.ac.jp

　さらに、16日の明け方には金星＋火星、土星が輝き、29日には月が接近

16日になると、明けの明星の近くには火星が輝き、東南東の空の低い位置には、土星が見え始めます。火星は1.2等級に対して金星は－4.5等級という明るさなので、色合いも輝きも大きく異なります。双眼鏡や小さな望遠鏡を使うと、ふたつの星の見比べができます。地平線近くに現れる土星は、3月末から4月上旬にかけて火星、金星と接近。29日頃は、これらの星に、新月に近づく月が接近し、惑星と月の饗宴が楽しめるでしょう。