９月の星の動きと星空☆彡 - 石井瑠香の星のCafé

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Stefan PopoviciによるPixabayからの画像）

こんにちは。

いよいよ9月に入りましたが、先週末の

安倍首相の突然の辞任表明は驚きでした。

7年8か月という長きに渡り総理大臣を務められて

いたので、これから安倍総理をテレビで

見られなくなるのはちょっと寂しいですね。

お身体の具合もかなり心配ですが、

まずは、お身体を大切にして、

ゆっくり療養して頂ければと思います。

長い間、お疲れ様でした

安倍総理の辞任もそうですが、

火星接近の影響のせいか、

時代が激しく動き出しているのを

目の当たりにすることが多い今日この頃。

あまりにも唐突な出来事ばかりで、

何かと不安になるかもしれませんが、

私たちは、想像以上に

天から守られている気がします

なので、あまり世の中のことに動揺せずに、

何とかなると前向きに考えていけば

悪いようにはならないと思います

というわけで、今月も

９月の星の動きと星空をお伝えします

9月の星の動き

8月は最後の週末に大きな政変があり、まさに激動の時代を印象づけるよう夏の終わりでした。コロナ禍の最中、政局の混乱により先行き不透明のまま9月を迎えてしまいました。先月中旬頃、牡牛座を進む改革と創造の星・天王星の逆行により、木星から冥王星までの星がすべて逆行モードに入り、すべてを一から立て直していくような改革のエネルギーが生じたこともあり、やはり世の中の混乱は避けられず、様々な出来事は起こるべくして起こってしまったような気がします。

新しい時代に向けて宇宙のエネルギーは活発なので、新しい時代にそぐわないものは、自然に淘汰されてしまうのかもしれません。

そんな衝撃的な事件や出来事が続いた8月でしたが、今月も先月に引き続き、木星から冥王星までの5つの惑星は13日まで逆行し、さらに10日は牡羊座を進む火星も逆行という、13日までは6つの星が逆行するという珍しい現象が起きます。

火星は来月の6日に向けて地球に接近している最中で、山羊座と牡牛座に集まる時代を築く星達とは、ハードなポジションを作りますから、世の中の混乱ムードは今年いっぱい続くことは否めません。

ただ、そんな波乱含みの運気ではあるものの、今月は火星の逆行と入れ違いに幸運と拡大の星・木星が順行に転じ、同じく試練と制限の星・土星も29日に順行。

木星と土星が順行期に入ることで、混乱していた状況に具体的な見通しが立つなど明るい兆しもありそうです。今月は乙女座を進行中の太陽が山羊座を進む木星、土星、冥王星とは幸運の角度を作るので、試行錯誤しながらも未来と可能性をあきらめず、黙々と努力を積み重ねてきたことに成果が表れるとき。

それも、かなり長い間、下積み生活を続け、なかなか日の目を見れない人ほど、たくさんの恩恵を手にするはずです。最後の最後に神様は手を差し伸べてくれたというように、様々な困難や障害があっても信じる者は救われて明るい未来が開けてくるでしょう。9月は混乱から新しいものが創り出され、これまでの経験や知識が人生に様々な恩恵をもたらしてくれるときでもあります。

何事も捉え方次第で受け取る価値も変わり、不運から幸運を生み出すことも可能。もしも、ままならない状況から一歩進んで輝きたいと思うなら、つまらないこだわりは捨てて柔軟でフレッシュな感性を持ちましょう。

自分の人生の主役はつねに自分だということに気づけば、今月は、どのような状況であっても、あなたは望む現実を創れるはずです。

９月の星空案内

２日　満月
7日　白露（太陽黄経165度）
10日　下弦／火星が留
12日　海王星が衝
13日　木星が留
17日　新月
22日　秋分（太陽黄経180度）
24日　上弦
29日　土星が留
10月1日　中秋の名月

今月の星空トピックス

9月6日～7日の明け方は月と火星が接近

火星は10月6日の最接近に向けて急激に明るさを増しています。20時頃には東の空の高い位置でひときわ存在感を放っています。そして6日～7日にかけて朝方、月が火星に接近。日の出の1時間前（約5時頃）西南の空に月齢18.4日の月と火星が寄り添う姿が見れるでしょう。

23日～28日頃月が木星、土星に接近

月末は月が木星、土星へと接近します。19時頃の南の空に明るく輝く2つの星が木星と土星。とりわけ9月25日～26日は月が木星と土星の真下を通りすぎ、26日は月と木星、土星がほぼ等間隔で並びます。ホロスコープをご覧になれば月と木星、土星のアスペクトを星空で捉えるのも楽しいかもしれません。

ちなみに、木星は太陽系最大の惑星であり地球に近いので土星よりも明るく光って見えるのが特徴です。さらに、東の空からは火星も昇りはじめるので夏の星座と秋の星座が交差する空で惑星の饗宴をお楽しみください。

来月6日の最接近に向けて明るさを増す火星の姿に注目

火星は10月6日に約２年２ヶ月ぶりに地球に最接近し、徐々に明るさを増しています。現在はマイナス2等の明るさですが月末にはマイナス2.5等に達します。天体望遠鏡であれば、11月上旬まで火星の表面を観察するチャンス。

双眼鏡や肉眼でも十分に見応えはありますから日々、明るさを増す火星の変わりゆく様を楽しみましょう。
なお、火星接近については国立天文台の特設サイト

「火星最接近2020」をご覧ください。

10月1日は中秋の名月　火星と月の光のコラボが見物

太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことを『中秋の名月』といい、2020年は10月1日にあたります。中秋の名月は美しい満月というイメージがありますが、名月は必ずしも満月とは限らないようです。ただし、今年の中秋の名月は翌日2日が満月ですから、ほぼ満月に近い状況で月様が見られます。21時頃の空では満月に負けず劣らず、勢いよく赤く輝く火星が隣に見えます。火星と月の熱い光の競演もお月見に華を添えてくれることでしょう。

火星最接近2020火星が10月6日に地球に最接近し、その前後は観望の好機となります。