３月の星空案内☆彡 - 石井瑠香の星のCafé

（土星　画像／NASAHubble宇宙望遠鏡）

こんにちわ　こんばんわ

遂に３月になりました。早いですね～。

だんだん、気温も上がり

春らしくなってきましたが、

寒暖差も激しいので、ご自愛くださいね

というわけで、3月の星空案内をお伝えします。

　 3月の星空案内

3月になるとオリオン座、シリウスといった冬の星座や星々が夜中になると西に動き、大きな冬の大三角が印象的。代りに東の空から春の星座の代表でもあるしし座、北側にはうしかい座のアルクトゥールスなど春の星座も続々と登場。明け方には夏の代表星座であるさそり座も輝き、深夜から朝方にかけて春～夏の星座が楽しめます。

夜更かしたついでに、さそり座付近を流れる天の川を双眼鏡で眺めるのもおすすめ。冬の名残があるクリアな夜空に輝く天の川の星々は圧巻の美しさがあります。ぜひ、双眼鏡でご覧ください。

3月の星暦

6日啓蟄（太陽黄経345度）
7日満月
15日下弦
16日海王星が合
17日水星が外合
18日彼岸の入り
21日春分の日／春分（太陽黄経０度）
22日新月
24日金星食
29日上弦

今月のスター・トピックス

　3月2日、金星と木星が大接近　愛と豊かさのパワーがもらえるかも。

2月下旬から3月上旬にかけて夕暮れの空には宵の明星・金星が輝き、その上に同じく明るく輝く木星が見られます。

ちなみに、木星は『夜半の明星』とか『夜更けの明星』と呼ばれています。そして、3月2日の夕暮れ時には、このふたつの明星が接近。このふたつの星は地球から見ると金星が近く、木星ははるか遠くにあるのですが、金星と負けず劣らず美しく木星の輝きから、太陽系でいかに大きな惑星なのかがわかります。
占星術では愛と美の星・金星と幸運と拡大の星・木星のランデブーは愛と豊かさの象徴。ぜひ、明日の夕方はこの星を眺めて、愛と豊かさのパワーを受け取りましょう。

月が金星と接近、一部では金星食も見れる！

3月は宵の明星・金星が見頃になりますが、24日は新月直後の細長い月が金星にかなり接近。さらに、西南諸島から九州南部にかけて金星食となります。
金星食は一昨年の秋頃にも起きましたが、珍しい現象であり、美しい夕焼け空をバックに金星と月のコラボが楽しめそうです。

www.nao.ac.jp

　一粒万倍日の28日に月が火星と接近

今月は惑星と月の最接近が見頃ですが28日は上弦の月が火星に接近します。火星は昨年後半から逆行をしていましたが、3月下旬になると天球ではふたご座に移動。

おうし座のアルデバラン、オリオン座のベテルギウスと繋げば『冬の赤い大三角』を楽しめそう。ちなみに28日は縁起のいい一粒万倍日と重なります。火星と月、赤い星の情熱のパワーを吸収すれば行動力がアップし、不可能を可能にできるかも!?　ぜひ、ご覧ください。

www.youtube.com