(画像/canva)
こんにちわ こんばんわ
台風接近中で各地で雨が強くなっておりますが
みなさんの地域では大丈夫ですか
備えあれば憂いなしなので、
今年は水害に万全に備えようと思います
さて、お待たせしましたが
早いもので6月になりましたが
今月も星空案内をお伝えします
6月の星空案内
6月の星暦
4日 満月/金星が東方最大離角
6日 芒種(太陽黄経75度)
11日 入梅(太陽黄経80度)/下弦
18日 新月
21日 夏至(太陽黄経90度)
26日 上弦
今月のスター・トピックス
6月2日頃、火星がかに座のプレセペ星団に接近中。
13日は金星も接近。
梅雨入りの夕方、西の空では春の星座が沈む中、2日頃、かに座のお腹のあたりに火星が最接近します。このかに座のお腹にはプレセペ星団があり、この辺りを双眼鏡で見ると、星の集団が見応えあります。まるで、蟹が卵を抱えている姿にも見えるし、蟹味噌なんていうあだ名も。
かに座は冬場にキレイに見える星座なのですが、コンデションが良ければ日没後の西の空を眺めてみてください。
2日は火星が接近しているので西側に赤い星を探せば、その隣にはプレセペ星団が見られるはずです。13日頃は同じ位置に金星が接近。華やかなシーンが楽しめそうです。
6月22日頃、月が火星、金星に接近
夏至の翌日の22日は、西側のわりと低めの空に火星と金星のちょうど中間の上あたりを、月齢4.3の細長い月が近づきます。6月の日没後の4日頃、太陽から見かけ上、最も離れ高度も高くなる金星は、とても明るく輝いて見えます。金星の斜め左側に火星が赤く輝くので、金星を目印に夕刻の惑星と月の共演をお楽しみください。
6月は夕方と朝方に惑星が見られます。夕方は金星、火星、朝方は木星、土星というポジション。水星は朝方にありますが太陽に近すぎるのと高度が低すぎて、この時期は×。次回の最大離角までお預けです。未明の南東の空には土星と木星が輝き、土星→木星の順に見れます。上旬の9日~12日の午前3時頃は月が土星に近づき、13日~15日の午前3時頃は新月に近い細長い月が木星に近づきます。日の出前の澄んだ未明の空に輝く惑星と月の共演は美しいでしょう。
★ー星空コラムー★
梅雨の晴れ間に見える豊富な星空の美しさ
これから梅雨が本格化する6月は快晴の星空とは疎遠になる日が増えます。ついつい星空を眺めるのを諦めてしまいがちですが、曇り空から時折見える星の鮮やかさが瞳に沁み、改めて星の美しさに感激したり、その奥深さを味わえる季節でもあります。
この時期は、冬から夏にかけての星座が時間を追うごとに見られる、なかなかゴージャスな星空模様に。
冬の主役のオリオン座はおりませんが、宵の西の空には冬空の名残の星である、こいぬ座の一等星プロキオンが輝き、
その後を追いかけるように、しし座が続きます。
向いの東北方面の空から夏の主役の星座である、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブが作る夏の大三角が姿を見せ、東南の空からは、さそり座の雄姿が見られます。
天頂付近にはおおぐま座の北斗七星も見られるなど、かなり大物の星座もたくさん勢ぞろい。明け方の空には土星・木星が、夕方は金星、火星が輝き、様々な時間帯で、季節の星座が楽しめるのが魅力です。クイズ感覚で梅雨の晴れ間に見える星の名前を言い当てるのも楽しいかもしれませんね
(参考文献・サイト:流智明/占星学教本JICC出版局刊 星座の教科書/渡部潤一監修・宝島社刊 Wikipedia 星座図鑑 月光天文台 太陽・月・星のこよみ等)
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