星のCafe★プラネ●～第12話April　卯月の星空の巻～

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（しし座の三つ子銀河団　／Wikipedia）

こんにちわ

星のCafe★プラネにようこそ

このコーナーでは毎月のプラネタリウムということで、
季節毎に見える星や星座、天体現象について
お伝えしていきたいと思います。

ぜひ、星や宇宙に興味がある方は、

ご覧くださいね

遅くなりましたが

４月の星空についてお伝えします

春の星々が創る図形と朝方の惑星が見ごろ

4月になると、日没後は、冬の星座は、ほとんど西に沈み、
20時頃の天頂にはしし座、北斗七星、おとめ座、うしかい座と、
春の大三角、春の大曲線を作る星座が昇り始めます。
さらに、23日は4月、こと座流星群が極大を迎えます。
太陽系の惑星は、朝方の東南の空には、夏の星座を背景に
金星、火星、土星、木星と見え始め、春の早朝の空を華やかに

彩ります。日没～早朝まで、様々な時間帯に姿を見せる星々を

観察できる見応えのある星の季節を迎えます。

4月の星空トピックス

4月の早朝は惑星の動きに注目！火星と土星が大接近

4月の明け方の空には、火星、土星、金星の他に夏の星座が見られ、早くも夏の星空の気配が漂います。とりわけ、この時期は、夜明け前の南東の低い空には火星、土星、金星と3つの惑星が並びます。そして、4月１日～10日に、日の出前、土星と火星が接近する姿が見られ、5日頃はふたつの惑星が見かけ上、ほぼ同じ明るさで、かなり接近しているのが見られます。もし早起きして、早朝の惑星の饗宴を楽しんでみてください。土星の環の観察には天体望遠鏡がおすすめ。

　4月下旬の明け方には木星が連ね月が惑星の下を通過

上旬までは、火星、土星、金星の星が明け方に見られましたが、下旬になると木星が加わり、春の明け方は、一段と華やかな惑星の共演が見られます。空気が澄んでいる明け方は天体観測には、もってこいなので週末は双眼鏡や望遠鏡を片手にキャンプをすれば、自然の中で星が楽しめそう。空の高い方から、土星、火星、金星、木星と並び、それぞれの星の特徴が観察できる絶好のチャンス。25日～28日かけて新月に向かう月が下を通りすぎていくので、見応えのある星景色になるでしょう。

　23日　４月こと座流星群が極大

４月こと座流星群が23日午前4時頃極大を迎えます。１月のしぶんぎ座流星群以来の流星で、見頃は22日深夜～23日未明。１時間に５個ほどの流星が見られるそう。放射点はこと座のベガ付近で北～東の空を眺めましょう。ただし、月の条件がやや悪いので、今年は運が良ければ見れるかも。

春のピックアップ星座～しし座～

今回は春の代表的な星座・しし座について解説していきます。

一等星レグルス、春の大三角を作るデネボラが輝く、春の代表星座

獅子座といえば12星座では真夏の盛りの星座ですが、実際の星空では春の星座。4月になると19時頃、天頂を見上げると、ほぼ頭上に、4つの星が並んでいるので比較的、見つけやすい星座です。

真東から昇り、南の高い空を通り西へと沈むため春の空高くに、ひときわ明るく輝く一等星レグルスと尻尾の付近にあるβ星デネボラ、首に輝くアルギエバの3つの星が目を引く星座です。さらに、？マークを裏返しにしたように星が並ぶ『獅子の大鎌』がしし座の頭部にあたります。

起点となるレグルスは獅子座の前足の部分にあたり、尻尾の付近に輝くデネボラは“春の大三角”を作る星のひとつ。

さらに、11月中旬には『しし座流星群』が現れることでも有名です。しし座流星群は33年毎に大出現するとされ、次回は2033～35年、37年に大出現が予想されています。

しし座には楕円銀河・渦巻銀河を中心とする『しし座銀河団』と呼ばれる銀河もあり、春の夜空を楽しむ見応えがある星座ですね。

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