(画像/pixabay)
こんにちわ こんばんわ
今週は春の嵐でお天気が悪いですが
この雨が桜や草花のお目覚めを促して
来週から、どんどん春らしくなって
いくようですね。
サクラ見物、今から楽しみです
それでは早速、2024年の4月の星空案内を
お伝えします
4月の星空案内
そろそろ冬の星座も見納めで日没後はオリオン座が西に大きく沈み、代わりに東の空から春の星座のしし座や乙女座のスピカ、うしかい座のアルクトゥールスが昇りはじめ、北の空にはおおぐま座(北斗七星)が見えます。深夜は夏の星座のさそり座が昇り視界が良ければ美しい天の川が見られます。まだ、空が澄んでいるこの時期のさそり座付近の星の多さには圧巻。ぜひ、双眼鏡での観察をおすすめします。
4月星暦
2日下弦/水星が留
4日晴明(太陽黄経15度)
9日新月/皆既日蝕(日本ではみられない)
12日水星が内合
16日 土用の入り(太陽黄経27度)/上弦
19日 穀雨(太陽黄経30度)
22日 4月こと座流星群が極大
24日 満月/水星が留
29日 昭和の日
今月のスター・トピックス
月が木星とすばるに接近!
3月に引き続き日没後、西の空には木星が輝き、西南から南にかけては冬の星座の明るい星も見えています。そして4月10日~11日、19時頃細い月が木星にアプローチ。10日は月齢2という細い月が木星の下に表れ、11日はおうし座のすばる(М44プレアデス散開星団)に近づきます。すばるは双眼鏡で見応えのある美しい星団なので、双眼鏡をお持ちの方は細い月とすばるが寄り添う姿を楽しめるでしょう。
22日は4月こと座流星群が見頃
4月こと座流星群が22日16時頃極大を迎えます。見頃は22日未明と22深夜から23日未明。1時間に5個ほどの流星が見られるそう。放射点はこと座のベガ付近で北~東の空を眺めましょう。満月に近く空が明るいのでコンデションは今ひとつ。
出現期間 4月16日~25日頃
極大期 4月22日16時頃
見頃 22日深夜~23日の未明
出現個数 1時間あたり最大15個程
放射点 こと座ベガ付近
条件 ×(月の条件は悪い)
見つけよう!春の大三角と大曲線
冬の大三角形を作るオリオン座やシリウスといった代表的な星が西の空に沈む頃、東側の空から春を彩る華麗な星達が姿を現します。こうした春の星が創る代表的な図形といえば
春の大三角と大曲線。
夜21時すぎになると、東の空には春の大三角が輝き、空を見上げれば、おとめ座のスピカ、しし座のデネボラ、うしかい座のアルクトゥルスが作る三角形が視界に飛び込んでくるのがわかります。
春の大曲線は『北斗七星』で知られるおおぐま座の尻尾から、からす座までのカーブを伸ばした先にあるオレンジ色の星・うしかい座のアルクトゥールス、そのカーブを伸ばした先にある白色の星・おとめ座のスピカ。
さらに、その先には4つの星が台形に並んだからす座があり、北斗七星からからす座までの星をなぞる曲線のカーブを指します。
北斗七星を目印にすれば、簡単に見つけることができるはずです。春の暖かい晩に、ぜひ、春の星々の共演を楽しんでくださいね。
(参考文献・サイト:流智明/占星学教本JICC出版局刊 星座の教科書/渡部潤一監修・宝島社刊 Wikipedia 星座図鑑 月光天文台 太陽・月・星のこよみ等)
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